植物パズル療法®

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誰でも簡単にできる!!
植物パズル療法®(通称:植パズ®と言います)

植物パズル療法® (通称:植パズ® )って何?

植物ケアデザイナーが実践する療法です。

…植物の持つ力を機能訓練に生かします。

花や葉、実や種。そうした植物を見せられて「大嫌い!」と答える人は少ないのではないでしょうか。
「植物療法=フィトセラピー」植物は日常の健康管理、病気の予防、心身トラブルの予防と維持、改善に効果があるといわれます。
「植物パズル療法」は、高次機能障害者が急性期~回復期に行われる上肢機能及び手指機能訓練の為の作業プログラムとフラワーデザインの理論と技術を融合して考えられたプログラムです。
特に手指機能の維持向上及び記憶や空間認識、協調性等の改善及びメンタルケアを目的に考えています。

利用は3パターン。

…「在宅で簡単に、誰でも、気軽に楽しみながら出来る」をテーマに考えられた療法です。

①レクリエーションとして……月1~2回楽しみながら様々な作品を作ります。
②機能訓練・介護予防として…定期的な機能評価を行いながらプログラムの調整等を行い機能の維持向上を目指して作品を作りながら作業療法を行います。
③小児の遊び道具として………成長発達を促し精神の安定を図ります。創造性と想像性を養います。

植物で五感をフルに刺激しながら作業療法を行います。

植物素材の全て(花、茎、葉、枝、実、皮)を使い、段階的に作業を進めていきます。
在宅の場合、御自宅の庭の植物や、枯れ木の枝、葉っぱだけや茎だけ等、身近にある季節ごと の植物素材を使い、作品制作をしていきます。一部リハビリ機関、高齢者施設で取り入れられ始めています。

■植物パズル療法®の経緯

植物パズル療法®の経緯
 
2012年:フラワーアレンジメント動作の分析実施
     (新潟県スポーツ医科学センター工学博士西野勝利氏)
2013年:植パズ®プログラム制作開始
     通所施設(1)入所施設(2)で試行
2014年:プログラムのブラッシュアップをしながら調査継続産学共同研究の実施
2017年:「植物パズル療法Ⓡを用いた効果の検証」を実施
      共同研究者:千葉大学大学院看護学研究科准教授田中裕二氏
2019年:「高齢者の認知機能と上肢機能を維持・改善するための植パズ®の確立」
2020年:「認知症植パズ®のアウトカム予測モデルとそれに基づいた療法のカスタマイズ」
 
共同研究者:千葉大学フロンティア医工学センター教授 兪文偉氏
共同研究者:千葉大学大学院看護学研究院准教授 田中裕二氏
 
 

■植物パズル療法®の用途

①機能訓練・介護予防的活動として
②空間認識・記憶・協調性の維持改善として
③季節のイベント・定期的なレクとして
④小児の豊かな成長発達を促す遊び玩具に
⑤ストレスの緩和に

■植物パズル療法®の強み・効果

①誰でも簡単に、楽しみながらできる
②療法の種類が豊富で飽きがこない
③リハビリ的効果が高く科学的要素を含んだ評価を実施。
(定量的、定性的の両方から評価)
④植物の特徴を使う事で、相乗効果がある
⑤材料費が安く済む。(庭の植物・枝・枯葉等植物全てを使うので)
⑥専門の指導者(植物ケアデザイナー)が行う療法

植物パズル療法®の種類

アレンジ

・基礎1、2、3
・応用ラウンド(トライアンギュラー/平行)
・季節もの 他

押し花

・昔話(桃太郎など)
・キャラクター(動物など)
・モザイク・パターン

クラフト

・枝
・葉
・実
・木の実

テーブル園芸

・カラーサンドの植え込み

植物パズル療法®アレンジの制作手順一例

高齢者施設での実施結果

記憶の検証<レイ複雑図形模写(ROCFT)>

 

簡易式上肢機能検査の実施

86歳 女性 要介護1
1か月間×3回実施後
月1回実施
 
 

  

日常生活動作(ADL)への変化【4施設50名 定性評価】

 

 衣  
 ・自分で衣服を選ぶようになる
 ・自分でボタンをかけようとする

 食
 ・スプーンから箸で食べられるようになった
 ・茶碗を持って食べるようになった
 ・器の移動が出来るようになった
 ・食事量が3倍以上に増加

 コミュニケーション
  その他

 ・声掛けで挨拶するようになった

 ・積極的に会話をするようになった
 ・笑顔が増えた、表情が明るくなった
 ・夜間不眠の訴えが減った
 ・不穏行動が減った

 整容 
 ・くしで髪を整えるようになった
 ・自分で歯磨きをするようになった
 ・鏡の前で身なりを整えるしぐさが出る

導入家族様の声

・結果が数字で出てくるので、解りやすい
・楽しむだけでなく機能向上にもつながっているのでうれしい
・母(父)の笑顔が増え、会話もしっかりしてびっくり
・姿勢が良くなって驚き
・面会回数が増えた
・家族のふれあいの時間が増えた
 

導入施設様の声

・準備が要らず、効果的
・数字で結果が出るので、細かな変化がわかりやすい
・スタッフが積極的に利用者との関わり方を工夫するようになった
・スタッフの教育につながる
・スタッフのやる気スイッチON
・家族の面会回数が増えた
・施設全体の活気が出現
・施設全体の評価が向上した
 

調査研究協力機関

・ステップワン京葉
・エクセレントケア志津
・フェルマータ船橋
・ベネッセスタイルケア ここち稲毛

講習導入のご提案

1. 脳機能の活性化に
2. 機能訓練を目的に
3. 家族間のコミュニケーションツールとして
4. ストレスの緩和
5. 他施設との差別化に

実施方法

施設レクとして 1回/月

機能評価なし。季節の花を楽しみます。

 金額  
 2,500円 / 1人 時間60分

 講師料
 10,000円(サブ 5,000円)

 交通費
 千葉市内 無料 /  千葉市以外・県外 実費



 
 

機能訓練 A

握力、つまみの力、記憶評価、3ヶ月更新

 金額  
 24,300円 / 3ヶ月 全9回 時間45分~60分

 交通費
 千葉市内 1,000円/1ヶ月 /  千葉市以外・県外 実費


 
 

機能訓練 B

握力、つまみの力、上肢機能、記憶評価、3ヶ月更新

 金額  
 29,160円 / 3ヶ月 全9回 時間60分~90分

 交通費
 千葉市内 1,000円/1ヶ月 /  千葉市以外・県外 実費

お申込・お問合せ

お話を詳しく聞きたいなどございましたら
①専用申込み用紙をfaxで御送り下さい。
FAXダウンロード
 
②お問合せフォームからもお受けできます。
お問い合わせ

導入施設・研究/調査協力施設

ステップワン京葉 様
ベネッセスタイルケアここち稲毛 様
メディカルリハビリホーム ボンセジュール千葉 様
エクセレントケア志津 様

介護付き有料老人ホーム 夕佳ゆめみがさき